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日刊工業 ─ 協易機械工業の加圧能力200トンのサーボプレス

塑性加工などの専門展示会「MF―Tokyo2013プレス・板金・フォーミング展」(日本鍛圧機械工業会/日刊工業新聞社主催)が27日まで、東京・有明の東京ビッグサイトで開かれている。海外の鍛圧機械、レーザー加工機メーカーが日本市場に食い込みを図ろうと攻勢をかけている。一方、国内の中小メーカーも得意の高精度・高品質を前面に打ち出し、新規顧客をつかもうと熱のこもった提案を繰り広げている。


【協易機械工業/120ストローク加工実演】 台湾の協易機械工業(SEYI)は、日本の工場にも納入した加圧能力160トンと同200トンのサーボプレス2機種を展示している。 今回、200トン機はオリイメック(神奈川県伊勢原市)のコイルフィーダーと連係させ、毎分120ストロークの加工を実演する。 一方、160トン機では「日本のユーザーと共同開発した、サーボプレスならではの高度な制御による加工」(菅沼俊治副社長)を紹介。


ルーター加工機によるプリント基板の外周加工をプレスに置き換えた。 前回の「MF―Tokyo2011」には、開発直後のサーボプレス機を出展していた。2年間で技術を急速に進化させ、世界で実績を築いたようだ。製品の展示はないが、納期が1年という中大型機も案内する。

2013-07-26