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協易機械のプレス機械製品が工作機械の「省エネルギーゴールドラベル」を取得

台湾工作機械及びアクセサリー工業組合(TMBA)が主催する第2回工作機械産業「省エネルギーラベル」審査結果が12月2日に正式に発表されました。協易機械(4533TT)のストレートサイドクランクサーボプレス(SD1シリーズ)とストレートサイドクランクプレス(SNS2シリーズ)の優れた2製品が、多くの応募者の中から選ばれ、最高栄誉であるゴールドラベルを受賞しました。この栄誉は、協易の省エネ技術における顕著な成果を挙げていることを認めるものであり、環境保護と持続可能な発展に対する揺るぎないコミットメントをも示しています。


協易機械のプレス機械製品が工作機械の「省エネルギーゴールドラベル」を取得当社の「SD1ストレートサイドクランクサーボプレス」、「SNS2ストレートサイドクランクプレス」の2製品が「工作機械省エネゴールドラベル」を取得

SD1ストレートサイドクランクサーボプレスは、省エネルギーとエネルギー蓄積のコンセプトに基づいて設計され、専用サーボモータを搭載し、電力の再利用を実現しています。このシリーズは、自動車部品、消費電子製品、家電製品の加工に幅広く対応可能で、抜き、絞りなどの工程で完璧な成形効果を達成します。また、加工品のスプリングバック低減に効果があります。順送加工でサーボプレスの振り子モーションを活用することで、生産性が約2倍に向上し、50%以上の消費電力量低減を実現します。SNS2ストレートサイドクランクプレスは、薄板・小物部品の単発プレス加工や順送加工品の打抜き、穴あけ、曲げ、成形向けに設計されており、単発、順送、ロボット搬送、トランスファーにフレキシブルに対応できる汎用性の高いプレス機です。

協易は、上記2製品の設計において、省エネと環境負荷低減のニーズを十分に考慮し、構造部の改良、高性能部品の採用、省エネモジュールとスマート技術の統合により、プレス機性能の向上、CO2排出削減効果の向上を実現しました。1日12時間、月22日稼働の生産条件を想定したシミュレーションでは、SD1ストレートサイドクランクサーボプレスは年間約8,000kgCO2eの排出削減を実現し、SNS2ストレートサイドクランクプレスは年間約2,300kgCO2eの排出削減を実現します。これらの革新的な設計は、プレスの剛性と安定性を保ちながら、優れた性能を備えるだけでなく、消費電力と炭素排出を大幅に削減し、協易の環境技術と持続可能な発展へのコミットメントと成果を全面的に示しています。

協易機械は、TMBA(台湾工作機械及びアクセサリー工業組合)のE(環境)委員会の主要メンバーとして、世界的なカーボンニュートラルのトレンドと政府政策に積極的に応え、工作機械業界の持続可能な発展を推進しています。当社はTMBAと協力して「工作機械PCR – プレス機械(8462)」基準を策定し、国内プレス機メーカー業界の炭素フットプリント算定に重要な指針を提供しました。また、自社の温室効果ガス排出量の検証を完了し、溶接、鋳造、鋼板材料、部品加工などの分野の10社のサプライヤーと連携して、経済部の「大企業による中小企業の低炭素化アップグレード」プロジェクトに参加しました。これにより、産業チェーン全体の炭素削減力が強化され、低炭素化への移行の基盤が確立され、台湾工作機械業界のグローバルな持続可能競争力がさらに向上しました。

今後も協易は、政府、学術機関、サプライヤーと密接に連携し、グリーン製造技術を推進し、革新的なソリューションの探求を続けるとともに、より多くの低炭素プレス機製品を提供することにより、業界全体のカーボンニュートラル目標の達成をサポートし、環境保護の新しい未来を共に創造していくことを目指します。

2024-12-02