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協易機械 TIMTOS台北工作機械展覧会 注目のニュースター

世界有名な大手金属成形工作機械メーカーであり、台湾での精密プレス機最先端ブランドでもある「SEYI」協易機械(4533 TT)は、TIMTOS 2015台北工作機械展覧会、EXPO Dome(爭艷館) E0038で新たな進化を披露します。自動車業界用に完成した金属成形プレス機の応用方案を公開し、自動車業界に最新式のオールラウンド生産手段を提供します。

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抜群のプレス加工生産能力

1962年に創立された協易機械は、台湾におけるプレス機製造の最先端ブランドです。全世界におよぶお客様に50年間以上のサービスを提供し続けて来ました。世界規模の自動車業界で直面した大きな動きは、発展途上国での飛躍的な経済成長がもたらした自動車購入ブームと、各国から大手メーカーの積極的な投資で自動車業界を発展させただけではありません。更に大きな動きは、中国市場の台頭です。

協易は従来からのお客様へのサービス提供を行いながら、お客様の中国展開とともに、協易は江蘇昆山で工場を設置し、これによって、自動車業界に迅速なサービスも提供できます。協易と自動車業界との取引は現在売上高の50%を占め、自動車業界に参入する事が出来ました。例えば、アメリカのフォード、日本のトヨタを初めとした大手、韓国の現代、およびフランス、ドイツの企業などです。“自動車産業に対する売り上げ高は、いつも協易を成長させる最大の原動力であり、自動車関連お客様との信頼関係により、カーメーカーティア1、ティア2にアプローチし続けると、全世界のプレス機メーカーTOP5の目標は2017年で達成できると思います!”と、CEOの郭雅慧は述べています。

協易はエコロジーでスマートなサーボプレスの研究及び開発に専念するほか、大型プレスや厚板加工成形機にも積極的な展開をします。更に周辺機器の自動化サービスも合わせた、製造業を格段に変化させます。これにより、協易プレス機の生産効率を遺憾なく最大限まで発揮させます。

今回TIMTOS 2015台北工作機械展覧会の圓山EXPO Dome(爭艷館) 会場、E0038番スペースで、以下4つのテーマを展示します:

1. 【サーボプレスで無限に未来を成形】:
産業の需要と変化、省エネとエコの概念を取り入れた協易が新たに自主設計開発した“サイドストレートサーボモーター直接駆動プレスSD1•SD2”シリーズです。 これらは井桁フレーム構造と、最新設計で、低回転と高トルクが特徴です。本シリーズは各種精密加工に幅広く対応でき、「複合、精密、スマート、省エネルギー、エコロジー」の特性を持つサーボプレスであり、プレス加工に無限大の可能性を与え、世界をリードする最新基準(安全、高効率生産)に成り得るサーボプレスでもあります。

2. 【自動車パネル加工成形】:
自動車向けの大型金型の為に設計した“サイドストレート偏芯(エキセン)ギアメカプレスSE”シリーズ、及び“サイドストレートクランクメカプレスSAG”シリーズは剛性の高い門型フレームと低変形量を有します。SEタイプは偏芯ギア伝動機構、ストロークが長く、大型で多工程のNo.1プレス絞り加工に最適です。油圧機に代わってプレスラインの1台目として使用される事が多く、顕著な効果を発揮します。トランスファーで難易度の高い部品にも対応できます。SAGシリーズは中央駆動、8面ギブ設計を採用する事によって、プレス機がカバーできる偏芯負荷を20%強化します。多工程で大型薄板部品のブランキング、ピアス、フランジ、成型などの加工作業に適し、単体、リンク、或いはトランスファーを使う生産ラインにも使えます。SEとSAGシリーズはお客様側の金型と、自動車業界での新型ハイテン鋼板運用傾向の変化に合わせて、カスタマイズし、プレス加工の精度と高生産性の確保を提供します。

3. 【厚板加工に最適な機械】:
自動車部品製造の需要をシミュレートした協易は、“重負荷リンクプレスSM1”と“プログレッシフ精密リンクプレスSM2”を開発し、厚板加工精度と負荷の限界を高めました。SM1タイプのスライドは長い8面ギブを使用し、フレームは剛性の高い一体式です。動力源は十分なエネルギーとトルクを持ち、リンクモーションの駆動機構は重負荷での厚板プレス成型作業に適し、生産効率は40%も向上します。協易特製の動的バランスシステムを搭載したSM2タイプは、高速連続運転時で安定したスライドモーションで機体の振動を抑え、高い製品精度と高生産効率を約束します。SM1とSM2タイプは、小型部品の順送金型や6mm以上の厚板ブランキング、ピアス、フランジ、成型などの重負荷加工で最も真価を発揮します。

4. 【自動化システム構築】:
スマート工場で生産される要求に対し、協易も更なる進化により、革新的な生産手段で提案します。お客様のプレス製品に合わせて、ロボット、フィーダー、トランスファー搬送を含めた生産ラインの設備計画を提案して高い生産効率を提供します。更に、SEYIプレスは注)*1遠隔地からの作動プログラムなども搭載可能です。運転時の温度上昇、加工負荷、潤滑圧力、ブレーキ状態などもの監視可能です。主なモニタリングは設備異常とメンテナンス警報、重要部品の磨耗具合予測などにより高生産の稼働を維持して行くことが可能です。
注)*1:大型機へのOP.(オプション)


潜在的な力(ステルスパワー)で 全世界のTOP 5に

ターニングポイントであり、大きな挑戦でもあるインダストリー4.0に直面する協易は、プレス成型のプロスタイルに徹し、ハードウェア製品の販売、サービス、及び技術と顧客満足度(customer satisfaction)を強化し続けます。更に、ソフトウェア的なサービス面もアップグレードして、お客様の実用性を察し、必要とされる製品を提供します。協易は、市場の動きや流れに従い、企業経営の方向性を見直しました:

1. 【系統化したサーボプレス】:
肝心な技術を所有しており、自社専用モーターと制御システムの開発で、マーケットでの差異がアドバンテージを持つようになります。トン数は80トンから1600トンまでのバリエーションで多種多様な需要を満足させます。全サーボプレスで構成する生産ラインから、サーボとメカの混成ラインまで、多様な生産ができ、エコの挑戦とコストカットに期待が持てます。

2. 【標準化した大型機】:
中型から小型機種の開発、量産を基に、市場上で協易の優位性を確立しました。近年から協易が2000トンの大型機種にまで発展し、自動車、家電製品など製造業の需要に対応します。カスタマイズの経験を大量に積んで、その中の設計、製作にスタンダードを確立することにより、お客様との仕様決め時間を短縮します。更に、ジャストタイムで提供でき、ロスの生じないプログラムです。標準化した材料ストックと生産シーケンスで、品質向上だけではなく、将来においてメンテナンス、アフターサービスの効率にも優位です。

3. 【標準化した生産ライン】:
協易のプレス機単品は全世界で広く愛用されています。新たにトータルソリューションの分野に進み、プレス機と周辺機器の構成から、生産技術分析、金型、ライン前後の材料と製品搬送、検査と処理装置まで含みます。プレス機自動化、複数機械での生産ライン、大型タンデムライン、全自動生産システムなど、協易への期待は高まるばかりです。

4. 【サービスと融合した管理】:
情報通信が発達した時代の中で、協易は単なる商品を売る会社から進化し、情報通信の先端技術を活かし、管理面の需要も生産計画に取り入れてから、生産利益と投資有効性などを評価し、最良の購入方案をお客様に提示します。遠隔地での診断と生産ライン管理を通して、設備の使用と生産中の正確かつ迅速なサポートを提供し、お客様とともに最大の生産量と利益を生み出します。

“明白な経営スタンスを持つ協易は将来、潜在的にチャンピオン級の実力を発揮し、年を追う毎に高度な成長を遂げると信じます。”と、CEOの郭雅慧は抱負を語っています。未来のマーケットから過酷な挑戦と、プレス成型材料の複雑性に直面する協易は、プレス成型設備の進化をいち早くマーケットから読み解き、顧客満足を得るトータルソリューションを投入します。生産方案を提案するだけではなく、最大の利益を生む生産方式を提供し、Win-Winな局面を作り出す事で、全世界をリードするプレス成型工作機械メーカーTOP5になるでしょう。

2015-03-03