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協易機械は1962年に創立されましたが、正に台湾経済が飛躍を始めた年代であり、「最先端の発展・持続可能なサービス」を企業の核心とし、60年に及ぶ企業精神と文化の基礎を築いてまいりました。これまでの間、様々な環境の変化を乗り越えて、今後も揺らぐことなく、新たな持続可能に向かってまいります。郭雅慧董事長は、「古い地図では新しい世界を探索できない」ことを学び、「素早く対応」し「変化」し、「革新的な科学技術を運用し、人々の生活を豊かにする」という使命を忘れずに、グローバルな挑戦と将来のチャンスに臨みますと、社員を励まします。


「The FUTURE is NOW」、「協易60 共に手を取り合い・将来を見据え、さらなる高みを目指す」は協易機械60周年の主軸です。今年、ESGビジョンプロジェクトを立ち上げ、引き続き「環境の持続可能な共生(E)」、「社会の持続可能な共栄(S)」及び「企業の持続可能な勝利(G)」という持続可能な発展を3本柱として、企業の永続可能な責任と精神を豊かにし、企業の日常的な運営における要素の一つひとつに履行し、引き続きこの地を大切にし、深く台湾に根ざし、世界に眼を向けてまいります。

     

                


「環境の持続可能な共生(E)」では、環境保全とネットゼロは企業が発展していく上で進むべき道となっています。協易は環境にやさしいプレス機の顧客への提供に注力しています。サーボプレスは先日EU機械指令、低電圧指令及び電磁両立指令認証を含むCE認証に合格したことで、ドイツのデュフ・ラインラン認証に合格した台湾初のメーカーとなりました。



省エネで環境にやさしいというコンセプトで開発されたサーボプレスは、ダイレクトドライブ機構を採用し、フライホイールと減速機などをなくし、エネルギー消費低減、加工精度向上に寄与します。水冷方式を採用した一部のメーカーとは違い、空冷ファンによる冷却は、冷却設備と電気代のコストを削減することができます。また、省エネできるもう一つの理由は、エネルギー管理システムです。電力平準化、サーボモータによる電力回生で、電力を回収・再利用します。加工内容にもよるが、消費電力量は従来のプレス機の1/2~1/3に削減可能です。さらに省電力だけでなく、製品が製造プロセスで発生した炭素を大きく削減できます。


「社会の持続可能な共栄(S)」では、協易は産学連携を進み、より多くの金属成形領域の人材を育成することにコミットします。昨年、第1回の「協易カップ」サーボプレスを使ったプレス加工の工程設計及びCAEシミュレーション解析コンテストを開催。9大学からの33チームが参加。今年の第2回も各科技大学からの参加者が参入しました。これからも、学術研究を支援し、技術開発のエネルギーを上げていきます。また、弊社の経営理念の一つが社会への還元として、長年にわたりワールド・ビジョンと提携し、社会貢献活動と家庭の社会経済的背景が困難な児童生徒への支援を行っています。一方、人材は会社の最も大切な無形資産です。社員の福利厚生制度を充実し、良い職場づくりをしています。




最後に、「企業の持続可能な勝利(G)」では、コーポレート・ガバナンスは、組織風土を変えることを中心に、DXとVEの考え方を導入しています。対外的には、産官学研連携関係、サプライヤーとのアライアンスやパートナー関係の構築など、産業全体とともに発展していきます。同時に、世界各地の代理店と密接なパートナー関係を構築し、トレーニングと技術サポートを提供することにより、堅実なグローバルサービスネットワークによる顧客への製品ラインナップとリアルタイムなアフターサービスの提供につなげます。



次の60年を見据え、国際競争に直面し、100年企業を目指し、協易機械はより積極的に業界の国際的動向や顧客のニーズを把握し、地元でさらに深く根を張り、経営の足取りと方向を絶えず調整することにより、市場のニーズに応えるプレス加工のソリューション提供とサービスが行えるよう、次の成長に向けたエネルギーを創り出してまいります。





2022-12-12