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協易機械、台湾工作機械及びアクセサリー工業組合(TMBA)と協力し、プレス機械のPCRを推進し、産業のESG持続可能な発展をサポート
地球規模の気候変動の影響が深刻化する中、温室効果ガス(GHG)排出量を実質ゼロにする「ネットゼロ」の実現は、各国政府や企業が持続可能な発展を追求する共通の目標となっています。製造業の基盤産業である工作機械業界は、経済成長と環境保護を両立させるために、これまでにない圧力に直面しています。このような背景の中で、台湾工作機械及びアクセサリー工業組合(TMBA)は、2023年第4四半期から、マシニングセンタ、旋盤、ボール盤/中ぐり盤/フライス盤/タッピングマシン/ねじ切り機、研削盤、プレス機、放電/レーザー機械の6つの主要カテゴリに対するカーボンフットプリント「製品別算定ルール」(PCR)の策定を推進しています。同協会の委員会メカニズムを通じて、公平、公正、透明な方法で、カーボンフットプリント計算のための信頼性のある範囲とルールを作成し、台湾の工作機械および部品産業にカーボンフットプリント計算の基準を提供します。
▲協易機械、台湾工作機械及びアクセサリー工業組合(TMBA)と協力し、プレス機械のPCRを推進し、産業のESG持続可能な発展をサポート
協易機械は、TMBAの環境(E)委員会の主要メンバーとして、業界のネットゼロ目標に積極的に対応しています。今日(8月12日)、協易機械は、TMBA、中華民国全国工業総会、精密機械研究発展センター、逢甲大学、および金豊機器工業、連結機械、永進機械工業の業界代表、さらにPCRの専門家とともに、「工作機械PCR - プレス機械(CCCコード: 8462)」の草案に関する公開閲覧および検討会議を開催しました。
この会議の目的は、プレス機のカーボンフットプリント計算基準について徹底的に議論し、改善することです。会議では、参加者が積極的に発言し、草案の内容に対して貴重な意見や提案を寄せ、プレス機の生産製造過程において「ゆりかごからゲートまで(Cradle to Gate)」のカーボン排出量を正確に反映するためのルールを策定することを目指しました。この会議の討議結果は、国内のプレス機メーカー業界におけるカーボンフットプリント計算に対する重要な指針を提供し、環境規制強化に直面する企業がより強力な対応力を備え、グローバルなネットゼロのトレンドの中で持続可能な発展を促進することに役立ちます。
▲協易機械、台湾工作機械及びアクセサリー工業組合(TMBA)と協力し、プレス機械のPCRを推進し、産業のESG持続可能な発展をサポート
製品のカーボンフットプリントの計算と削減は、製造業者の炭素排出削減、競争力とブランドイメージの向上だけでなく、製品の炭素排出データを透明に開示することで、消費者のグリーン製品へのニーズを満たし、世界でのビジネスチャンスを拡大することにもつながります。今回の「工作機械PCR - プレス機械(CCCコード: 8462)」草案に関する公開閲覧および検討会議は、業界が環境責任に対するコミットメントを示すものであり、産業の変革を推進し、国際競争力を向上させる基盤を築くものです。協易機械は今後もカーボンフットプリント計算の標準化に参加し、推進し、台湾の工作機械業界のグローバル市場において持続可能な発展を目指し、ネットゼロの目標を達成するために尽力してまいります。
2024-08-12