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企業が地元の歌うま先住民青年の熱唱を支援する

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コロナ禍で長引いた夏休みが終わり、9月新学期の始業式が近づく頃、新型コロナウイルスの影響でワールド・ビジョン・台湾の特殊境遇家庭支援の申請件数が急増し、子どもの教育の状況を心配する声が上がっています。ワールド・ビジョン・台湾が年初に行った支援対象家庭のデジタル端末状況に関する調査によると、ネット環境のない家庭は83%で、自分が使えるデジタル端末がない子どもは約43%で、ネット環境も端末もない家庭は22%です。前学期末、コロナ禍の休校で生徒が学校に行けず、教育格差・デジタル格差で、勉強の進捗が遅れ、挫折感を覚え、学習意欲が低下しています。そこで、ワールド・ビジョン・台湾は、コロナ禍で休校による学習に対応する緊急プロジェクトを実施し、6月に必要な数の学習用タブレット・ノートパソコンなどのデジタル端末やプリペイド学習カードの寄付を集めました。

ハードウェアの支援のほか、子どもの才能を伸ばすプログラムも欠かせません。台湾桃園市の地元企業の協易機械工業股分有限公司の郭雅慧董事長は、子どもの教育格差の問題に関心を持ち、ワールド・ビジョン・台湾と長期的に提携しており、社員の参加を積極的に推奨しています。さらに、今回は桃園市の子どもの歌いになりたい夢を叶えることに助けます!オーディションを行い歌の上手い子どもを発掘し、情熱のある子どもを専門のトレーニングに参加させ、企業と一緒に録音スタジオで曲を録音しました。コロナの影響で日程が変更になり、さらにリモート収録になっても、子どもたちが見た夢が消えることはありません。

「歩くCD」と呼ばれる先住民青年の小靖さんは、幼い頃から美しい歌声の持ち主で、学生向けソングコンテストで頭角を現すも、苦しい家計事情で夢を叶えることができなかったが、ワールド・ビジョン・台湾のプログラムへの参加を通して、ついに夢に向かって進むことができました。小靖さんは、「子供の頃から歌うことが好きで、今回のトレーニングをきっかけに、憧れの舞台に立つことができました。夢を追う途中で何度も諦めかけることもあったけど、今まで諦めずに歌い続ける自分に感謝したいです。そして、先住民族として誇りを思っています!」と過去を振り返って自分の思いをこう語った。トレーニングの先生も曲を作り、企業と子どもの間の支え合う気持ちを伝え、子どもたちにも自己価値を表現させ、自分の先住民の文化へのアイデンティティー形成・理解を深めました。歌詞のように、
        期待を抱いて山を越え
        初心を忘れていっても
        諦めないでありのままの自分を取り戻すと 心を決めて
        Kulumaha yi e(ブヌン語で「うちに帰ろう」の意)

ワールド・ビジョン・台湾の北区弁事処の陳信吉処長は、ワールド・ビジョン・台湾が、新学期の前に国内の約5万人の経済的困難などを抱える子どもを支援しています。皆さまからの募金は入学シーズンの学費や教育関連の支払いの負担を緩和する就学支援活動に生かされると話しています。経済的な支援だけでなく、ワールド・ビジョンは、子ども、少年・少女の趣味と特技を開発し、就学を諦めいないように、習い事の費用支援、進路開拓、生活自立支援などの活動に取り組んでいます。子どもの自分の変化から家族全体の変化へとつながっていき、貧乏のスパイラルから抜け出すきっかけを作ります。(文中一部敬称略)

2021-08-31